プロカメラマンとモデルが実践しているポートレート撮影の基本

カメラ初心者必見!これだけでイメージ格段にアップ!! プロカメラマンとモデルが実践しているポートレート撮影の基本 その2

ポートレート作品を作るためには、光の使い方が重量になります。どんな方向から光が当たっているのか、自然光かライティングなのか、それにより人物の写り方は大きく変わります。また明るさはカメラ操作露出補正・シャッタースピード・絞り・ISO感度などによって明るくしたり暗くすることができますので、雰囲気に合わせて明るさを調整していきましょう。

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光線の種類と選び方

光の向きには、主に被写体の正面から光が当たる『順光』、被写体の背後からあたる『逆光』、斜めから当たる『斜光』があります。それぞれに魅力があるため、特徴を活かして撮影をしていきましょう。

逆光でキラキラさせる

スマートフォンなどで人物撮影、いわゆる写メする場合に「こっち逆光だから、向きかえようか」なんていうやり取りをした経験があると思います。一般的には『逆光=写真に不向き』という考え方が浸透しているからであって、実際に明るさを調整せずに逆光撮影をすると、被写体の顔が真っ暗になってしまいます。しかし、ポートレート撮影の場合には、逆光の状態で人物に明るさを合わせることで、背後からの光を利用したラインライト効果(人物を縁取る光の線)を得られるので、被写体がフワッと浮き上がってキラキラした写真を撮ることができます。被写体の正面から光が当たる順光では、ベッタリと重たい雰囲気となり、眩しい表情で目を細めた写真となることがあります。

逆光を自分のものにする

一般的にフラッシュ撮影(スピードライトやストロボによる発光)というと、夜間撮影や室内撮影などで使うものと考えられていますが、カメラマンの多くは様々な理由から日中での撮影でフラッシュを使っています。逆光でのポートレート撮影で背景に露出(明るさ)を合わせてると人物が暗くなってしまい、人物に明るさを合わせると背景が白トビ(明るすぎて真っ白になること)してしまいます。あえて背景を白トビさせる撮影方法もあるのですが、人物と背景を明るくきれいに撮影するのがポートレート撮影の醍醐味でもありますので、フラッシュを補助光として使い、背景と人物の両方の明るさのバランスをとる撮影方法を試してみましょう。

フラッシュで光を操作する

明るい野外でフラッシュを使用することを『日中シンクロ』いいますが、フラッシュの届く範囲で人物などの前景を明るく照らすことができて、光の届かない背景との明るさを変えることができます。カメラマンの多くはファッション撮影、ストリートスナップ、ポートレート撮影なで日中シンクロを利用しています。

日中シンクロの基本テクニック

カメラの設定は、通常の人物撮影と同じように絞り優先オートモードにして、フラッシュの設定はTTLオートモード・ハイスピードシンクロモードにしておけば問題ないでしょう。最近のTTLオートやハイスピードシンクロ対応フラッシュは、高性能なのでオート発光するだけで、十分な光量を得られる場合が多い。明るさの調整が必要な場合には露出補正やフラッシュの調光補正で人物や前景の明るさ調整することが出来ます。

逆光を狙えないシーンでは斜光でカッコよく

ポートレート撮影では、被写体+背景+光の向きの『足算』で構図を決めていきますが、背景と光の関係で逆光にならない状況があります。そのような場合でも人物のサイド側から光を当てて、ややローアングルから撮影することで、表情に影がついてドラマチックでカッコいい仕上がりの写真となります。この場合でもサイド光+日中シンクロを活用して、陰を弱くしたナチュラルな写真を撮影してみましょう。

露出補正の基本

露出とはカメラが取り込む光の量であり、それにより写真の明るさが決定します。同じ画面でも明るいものと暗いものでは、その写真が与える印象は大きく変わります。カメラの初期設定時に決められている±0の値を『標準露出』といい、自分が調整した露出を『適正露出』といいます。露出をマイナス方向に補正することで全体を暗くし、プラス方向に補正することで全体が明るい写真となります。しかし、明るさを強くしようとしてプラス補正をしすぎると白トビすることがありますので気を付けたい。露出補正に慣れるまでには、標準露出や少し暗めの露出で撮影をして、編集で適正露出に調整するようにしましょう。撮影時や編集時に露出を調整することを『露出補正』といいます。

YAMAJI

暗めの露出で撮影された画像は適正露出に補正することが出来るけど、白トビした部分は補正することが出来ないから要注意ですね!

攻めのハイキー露出・アートなロッキー露出

見た目よりも思い切り明るくした露出をハイキー露出といい、プラス1以上に露出補正すると明るく光輝く写真となります。肌を白く透明感のある感じに描けて、爽やかで健康的な雰囲気で撮りたいときに有効です。ハイキー露出が効果を発揮するのは逆光で、背景に濃い目の樹木や建造物などと合わせると白トビを抑えた大胆で明るい仕上がりとなります。トップ画像のように光のメリハリがあるようなシーンなど、木漏れ日や窓から差し込む光などを活かして、肌の色を暗めにしてカッコよく仕上げたいときには、マイナス補正をしてロッキー露出にすることで、深く重厚感のある、アーティスティックな写真に仕上がります。

まとめ

『カメラ初心者のためのポートレート撮影の基本その2』ということで、巡光・サイド光・逆光などの光線の選び方と露出補正についてを記事にしました。これからカメラを始める方や、モデルを目指している方にも参考にして頂ければ幸いです。ポートレート撮影では「どのような作品を作りたいのか、どのようなイメージで撮影したいのか」などをカメラマンとモデルが共有することから始まりますので、しっかりとコミュニケーションをとることを心がけましょう。このブログからご覧になられた方は、ひとつ前の『カメラ初心者のためのポートレート撮影の基本その1』も参考にしていただけると嬉しいです。今後もなるべく専門用語などを使わないようにわかりやすい情報を発信していきます。

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